ジムが続かない人の特徴と割合!おすすめの続けるコツ
ジムに通い続けるのが難しいという悩みを持つ方は少なくありません。
継続するためのコツにはどんなものがあるのでしょうか?
この記事では、ジムを続けることの難しさの原因と、継続するためのポイントをご紹介していきます。
ジムを辞める人の割合
ジムに通い始めてから、辞めてしまう人はどれぐらいの割合で存在するのでしょうか。
統計データ(IHRSA調べ)
一般的なジムの会員維持率は約60.6%ですが、小規模なスタジオの場合、その維持率は約70%に達することが多いとされています。
会員が平均してどれくらいの期間ジムに通い続けるかというと、約3.3年から4.7年の間というデータもあります。
これらのデータから、ジムの種類や規模によって会員の維持率や継続期間に違いがあることがわかります。小規模なスタジオでは、より長く会員を維持しやすい傾向にあります。
このデータから判るように、ジムを辞めてしまう人は、およそ3割から4割くらい居る、という事になります。
ジムを続けられない人の特徴と解決策
なぜジムが続けられないと感じてしまうのでしょうか。継続が難しくなる人にはいくつかの共通の特徴があります。
ここではその特徴をみながら、なぜ多くの人がジムを続けることができないのかを考察して、できるだけ長くジムを続けるようにできる秘訣を探ってみましょう。
ジムが通いやすい場所ではない
ジムが自宅や職場から遠く、通いづらい場所にあると、どうしても足が遠のいてしまいます。
せっかく高いモチベーションでスタートしたトレーニングも、通うことが負担になってしまえば長続きは難しいでしょう。
ジムを続けるには、アクセスの良さは非常に重要なポイントとなるのです。
【解決策】
ジム選びは、職場や学校から帰宅するときに便利な場所にあるジムを選びましょう。通勤通学途中にトレーニングを組み込むことで、日常生活の一部としてジム通いを取り入れることができます。
無理をしてしまっている(がんばりすぎ)
トレーニングに関して、自分に合った負荷を見極めることはとても大切です。運動初心者は、無理なペースでトレーニングを始めてしまうケースが少なくありません。
トレーニングの頑張りすぎは、オーバートレーニングによる疲労や怪我のリスクを引き上げてしまいます。
筋肉痛や不快な疲労が溜まると、ジム通いが苦痛になり、次第に足を運ばなくなる原因になります。
【解決策】
自分の体力や時間に合わせたトレーニング量を見直しましょう。トレーニング計画を立てるときは、リカバリータイムもしっかりと取り入れ、身体の回復を待つことが大切です。
自分自身に対して優しくなることも重要で、完璧を求めすぎず、できる範囲でコツコツと続ける心がけが求められます。
さじ加減が分からない時は、プロのトレーナーをつけることをお勧めします。
スケジュールが忙しい
現代社会では多くの人が忙しい生活を送っています。仕事やプライベートでの予定が詰まっていると、ジムへ行く時間を確保すること自体が難しくなります。
仕事の疲れがピークの時や急な用事が入った時、ジム通いは優先度が低くなりがちです。
【解決策】
忙しい日々の中でジム通いを続けるためには、時間管理が鍵を握ります。限られた時間の中でもジムに行けるように、日々のスケジュールを見直し、トレーニングに充てられる時間を確保しましょう。
そのためには、仕事やプライベートのタスクを効率よくこなす工夫が必要です。たとえば、家事を時短するために便利な家電を使う、通勤時間を利用してメールの返信を済ませるなどの工夫をしましょう。
また、週末や朝の時間を使ってジムでのトレーニングを行うなど、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。
トレーニングメニューに飽きてしまった
同じトレーニングメニューの繰り返しは、飽きを感じる原因となります。特に、目標や興味に合わないメニューでは、モチベーションが下がってしまいがちです。
【解決策】
定期的にトレーニングプランを見直し、新しいメニューを取り入れることが必要です。パーソナルジムで、プロのトレーナーが提供する自分に合ったモチベーションを維持できるプログラムを受けることもおすすめです。
また、時にはグループレッスンに参加してみることで、新たな刺激と楽しさを見つけることができます。他の参加者との交流を通じて、自分だけでは思いつかなかった種類の運動を発見するチャンスもあるでしょう。
効果を感じずモチベーションが下がった
期待していた成果が得られないと、ジムに通う意欲は徐々に薄れていきます。自分の努力が結果に結びつかないと感じると、何のためにジムに通っているのか分からなくなり、最終的に通わなくなることになりかねません。
【解決策】
まず自分の目標を見直してみましょう。達成可能で具体的な短期目標を設定し、それを達成した際のご褒美を決めることで、モチベーションを高めることができます。
また、日々のトレーニングの成果を記録し、その進捗を目で確認できるようにすることも、とても有効です。
何回か連続して休んでしまった
何らかの理由でジムを数回休むと、再び行くハードルが高くなりがちです。ブランクがジムへ行かなくなることへと繋がる恐れがあります。
【解決策】
休む前に「次はいつジムに行くか」を明確にしておくことが重要です。休む理由があっても、次の目標を立てることで再開のきっかけを自分自身に設定するのです。
あとは休んでしまう事をそんなに重く考えず、自分を責めすぎないことも大切です。
目標を設定していない
具体的な目標がないまま運動を始めると、運動量が適切なのか、どのような成果を求めていくのかが分からなくなり、その結果、トレーニングの意欲が薄れてしまうことがあります。
【解決策】
これを解決するためには、運動を始める前に、自分がどうなりたいのかを明確にすることが大切です。
例えば目的がダイエットなのであれば、具体的な体重の数値を、体力向上であれば持久力がどれだけ上がることを目指すのかを、数値や明確な指標で決めることが重要です。
目標設定が高すぎる
目標を設定しても、その目標が現実的でなかったり、非常に高いレベルである場合もジム通いを続ける障害となります。
目標に追いつこうと無理をすることは、途中で挫折してしまう可能性もあります。
【解決策】
目標が高い場合には、それを分割して、小さな目標に分けることがおすすめです。まずは手の届く範囲の現実的な目標から始め、それを達成した時の達成感を楽しみながら、徐々にレベルを上げていくとよいでしょう。
また、パーソナルジムでプロのトレーナーに相談すれば、自分に合ったプログラムを立ててもらえます。
ジムを続けるためのメンタル維持法
ここからは、ジム通いを続けるためのメンタル維持の方法や、トレーニング時のメンタルブロックを乗り越える方法について詳しくご説明していきます。
お気に入りのウェアやアイテムを用意する
ジム通いを続けるためにも、自分のお気に入りのアイテムを用意することをおすすめします。
お気に入りのウェアやアイテムは、気持ちを上げる効果もあります。自分が気に入ったデザインや機能性の高いウェアを身につけることで、トレーニングへの意欲を向上させることができるでしょう。
SNSを活用する
SNSを活用することでトレーニングのモチベーションを維持することが可能です。たとえば、トレーニングの記録をSNSに投稿することで、友人やフォロワーからの支援や励ましを受けることができます。
また、トレーニングに関するアカウントをフォローすることで、新しいトレーニングメソッドやヘルスケアの情報を入手できるため、常に新鮮な気持ちでトレーニングに取り組むことができるでしょう。
トレーニング中のメンタルブロックを乗り越える方法
トレーニング中には、体力的な限界だけでなく、精神的な壁にぶつかることもあります。そうしたメンタルブロックを乗り越える方法としては、まず、トレーニング前のルーティンを作ることです。
元気が出るような音楽を聴く、ストレッチや瞑想を行うなど、トレーニングに集中するための準備をしておきましょう。
そして、トレーニング中には、自分自身にポジティブな言葉をかけ続けることで、メンタルブロックを乗り越えることができるでしょう。
ジムの選び方
どのようにジムを選べば、長期的にトレーニングを継続できるのか、そのポイントをお伝えします。
コスト
高額な会費がかかる場合、金銭的な負担を感じやすく、それが続ける意欲を削ぐ原因になりえます。
予算内で最適なジムを選ぶには、事前に複数のジムを比較し、月額料金だけでなく、入会金やロッカー使用料などの追加費用も含めたトータルコストを考えることが大切です。
また、自分が必要とする設備・サービスが含まれているかチェックし、無駄な出費を避けることも考慮すべき点です。
安すぎず、でも余計な費用がかからず、自分にとって必要なサービスが充実しているジムを選んでいきましょう。
ジムの環境
続けられるジムの条件は、飽きが来ないように多種多様なトレーニングマシンが揃っているか、清潔で快適な空間であるか、スタッフの対応が良いかなど、様々な要素が含まれます。
スタッフとの相性もとても大事です。フレンドリーで質問しやすい環境かどうか、プロフェッショナルな指導を受けられるかも、ジムを選ぶ基準にしましょう。
また、他の利用者との関係も重要です。あなたがリラックスしてトレーニングできる雰囲気かどうかを実際にジムを訪れて感じ取ることが、ジム選びでは欠かせません。
パーソナルジムも検討する
パーソナルジムは、プロのトレーナーがマンツーマンで指導してくれるため、無理なく効率の良いトレーニングが可能です。また、トレーニングの予約をすることで、決まった日時に通う習慣をつけやすくなります。
他の利用者に気を使うことなく、プライベートな空間で集中して運動ができるのも、パーソナルジムならではのメリットです。
あなたの目標に合わせた個別のプランニングをしてもらうのは、モチベーションの維持にもつながります。
まとめ
本記事では、ジムに通う習慣が長続きしない人々の共通点とその原因、そしてジム通いを継続するためのアドバイスが紹介されています。
多くの人々がジムを続けられない主な理由には、明確な目標が設定されていないこと、非現実的な目標になってしまっていること、時間管理がうまくできないこと、そして適切な運動プランを行えていないことなどが挙げられます。
これに対し、ジムを続けるための有効なコツとして、現実的なフィットネス目標を立てること、プロのトレーナをつけること、無理をしないことなどが推奨されています。
これらのコツを実践することで、ジム通いを楽しみながら健康的なライフスタイルを維持することが可能になります。
- この記事の監修者
-
BASISブログ編集部
BASISブログ編集部です!パーソナルトレーニングやダイエットに関する最新トレンドやエリア別のおすすめ店舗、プロテインを独自にリサーチし、ブログを通じて皆さんにお届けします。
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