月額1万円以下も!「安いパーソナルジム」はどうなの?安さの裏側を解説

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はじめに
月額1万円以下のパーソナルジムを見ると、不安になる人は少なからずいます。
一般的なスポーツジムは月約6,000円〜10,000円程度なのに対し、パーソナルジムは回数券で総額100,000円〜200,000円、1回あたり8,000円〜20,000円が相場です。(参照*1)そのため「安いのは何か理由があるのでは」と感じるのは当然でしょう。
ただ、安いこと自体がすぐに悪いとは限りません。料金の仕組みと相場を知り、安さがどこから生まれているのかを確認できれば、納得して選びやすくなります。
パーソナルジム料金相場の全体像

パーソナルジムは料金形態がいくつかあり、同じ「月額」でも回数、1回の時間、食事サポートの有無が違います。
料金形態別の相場
パーソナルジムは総額は100,000円〜200,000円、1回あたり8,000円〜20,000円が相場です。(参照*1)
週2回×2ヶ月(合計16回)を例にすると、月あたり約10.9万〜14.9万円、1回あたり約13,625円〜18,625円が目安ですから(参照*2)この水準を基準にすると、月額が数万円台なら「相場より安め」、月額1万円以下なら「そもそも提供の形が違う可能性が高い」と考えるのが良いでしょう。
全国的な目安としては
・入会金20,000円〜50,000円
・月額制(月4回)30,000円〜60,000円
・都度払い8,000円〜15,000円
・2ヶ月集中200,000円〜350,000円程度
が一般的のようです(参照*3)
ただし、サービスの提供時間や付帯サービスが違うため、月額だけでは単純比較しづらいと言えます。(参照*3)また、東京中心部は高いようです(参照*4)
月額1万円以下が成立する安さの裏側

月額1万円以下があり得るのは、単に品質を落としているからとは限りません。相場より安い表示が出るときは、提供の形を変えてコストを下げていることが多いです。
セッション時間短縮とオペレーション効率化
月額が安く見えるジムでは、1回あたりの時間や運営のやり方を工夫していることがあります。
例えば、「1回の時間を短くする」「予約枠を細かくして空きを減らす」などで、1回あたりの価格を下げています。たとえばExercise
Coachは入会金19,800円で、回数によって月額が変わり、1回4,400円程度と紹介されています。(参照*1)
また、月額1万円〜と表示されるケースは条件が限定的なことが多く、前提条件がジムごとに異なるため、料金表の注記や、回数・時間・条件の部分を先に見るほうが良いでしょう。
セミパーソナル
月額1万円以下で成立しやすい代表例が、セミパーソナルです。セミパーソナルジムはトレーナーが2名〜4名のお客様を指導し、月額は8千円〜1万円程度でパーソナルジム同等のサービスを受けられるとされています。少人数のため指導が手厚く、個別メニューを組むケースもあります。(参照*5)
1時間あたりの料金は、パーソナルジムが1人あたり8,000円〜10,000円、セミパーソナルは2〜4名で一人あたり2,000円〜3,000円程度ですから、全体の売上はほぼ同等です。(参照*5)
サービスの取捨選択とオプション設計
パーソナルジムの料金が高くなりやすい理由として
・目標達成を前提としたメニュー作成
・マンツーマン指導
・食事管理
・手ぶらで通えるアメニティ
・完全個室または少人数の空間
など、一般的なスポーツジムにはないサービスが多く含まれる点が挙げられています。(参照*6)そのため、「全部入り」をやめて必要なものだけに絞ると、価格は下げやすくなります。
たとえば、REXIV Apple
GYMはリーズナブルな料金設定で通える一方で、タオルやウェアのレンタルはありません。(参照*7)運営コストを抑えるのは、安さが生まれる分かりやすいパターンです。
逆に、安いプランでも付帯サービスを厚くしている例として、Chicken
Gymは月額6,800円からのプランがあり、管理栄養士による食事管理や無料のレンタルウェア・水素水・プロテインなどが含まれる場合があると紹介されています。(参照*8)
ただし総額は店舗やプランで異なるため、公式情報を確認するよう注意も添えられています。(参照*8)
「安かろう悪かろう」を避ける品質の見極め
安いパーソナルジムを選ぶときは、価格そのものより「何が提供されるか」と「続けられるか」を見ると良いでしょう。ここでは、トレーナーの中身と、通いやすさの2つに絞って確認ポイントをまとめます。
トレーナー品質の判断材料
パーソナルジムの料金には、完全オーダーメイドのプログラムや日々の食事・生活習慣のサポート、プライベート空間、設備の維持費などが影響します。(参照*3)つまり、安いジムでは、どこかが簡略化されている可能性があります。
また、月額料金が安すぎるパーソナルジムは、サービスや設備が不十分だったり、トレーナーの質が低い可能性があるという指摘もあります。(参照*9)不安があるなら、入会前に無料体験を利用して設備とトレーナーの質を確認するほうが良いでしょう。(参照*9)
予約・通いやすさと成果の関係
成果は、内容だけでなく「通える設計かどうか」に左右されます。パーソナルジムは少人数や完全個室の運営が多く、その分、予約枠の作り方が体験価値に直結します。(参照*6)予約が取りづらいと回数が消化できず、結果として割高になりやすいです。
運用面の例として、REXIV Apple GYMは予約変更や回数消化などの柔軟な運用が特徴とされています。(参照*7)料金表だけでは見えにくいので、体験時に「変更はいつまで可能か」「期限はあるか」「繰り越しはできるか」を確認すると、生活に合うか判断しやすくなります。
安いパーソナルジムで失敗しない選び方と節約術

安いパーソナルジムを上手に使うコツは、表示価格ではなく総額と条件で比べることです。
総額比較の計算方法
比較ポイントとして、料金は総額を確認し、入会金や事務手数料、レンタル料金などを含めたトータルコストを把握することが挙げられています。(参照*10)月額が安く見えても、入会金やレンタルが積み上がると相場に近づくことがあります。
迷いやすい人は、体験時に次の3点だけ先に聞くと整理しやすいです。
①合計でいくらになるか
②1回は何分で何が含まれるか
③予約変更・キャンセルのルールはどうなっているか
体験・キャンペーン・支払い方法の活用
体験は無料または数千円程度が一般的で、契約前に総額・入会金・体験の適用範囲を確認するよう促されています。(参照*4)体験では、設備やトレーナーの質を確認することも勧められています。(参照*9)価格が安いほど、体験で「自分に合う前提がそろっているか」を確かめる意味が大きくなります。
体験や無料カウンセリングを使うと、料金だけでなく「週1〜2回で何をどこまでやるか」も具体化できます。忙しい人ほど、先に生活リズムを伝えて、無理のない頻度と時間帯で続けられるプランになっているかを確認すると、費用対効果が上がりやすいです。
おわりに
安いパーソナルジムが不安に見えるのは、相場のイメージとの差が大きいからです。ただ実際には、セミパーソナルの人数設計や、サービスの取捨選択など、運営の工夫で価格を下げているケースもあります。
相場を基準に、総額と条件(回数・時間・食事サポート・レンタル・予約ルール)をそろえて比較し、体験で中身を確認できれば、安いことはリスクではなく選択肢になります。
参照
- (*1) オリコンニュース(ORICON NEWS) – パーソナルジムの料金相場はいくら?選び方とお得に通う方法【プロが教える筋トレ】
- (*2) パーソナルジムの料金相場はいくら?|目安と選び方|ライザップ(RIZAP)|パーソナルトレーニングジム
- (*3) 大阪本町のパーソナルトレーニングジムFIT HIVE(フィットファイブ) | 大阪本町のパーソナルトレーニングジムFIT HIVEの最新ブログをお届けします。期間限定キャンペーンやジムの最新情報をお届けします。 – パーソナルジムの料金相場を徹底解説!「高すぎる」を解消する費用対効果の高いジムの選び方
- (*4) トータル・ボディデザイン・フィットネス VADY Premium 心斎橋 – パーソナルジムの費用を徹底解説!平均相場や総額の目安で失敗しない選び方 | 記事一覧
- (*5) 福井市のセミパーソナルトレーニングジムならBONAFIDE(ボナファイド)ジム
- (*6) Getfit – パーソナルジムの料金相場はいくら?高い理由や安くて人気のジムだけを紹介!
- (*7) マイベスト – 【徹底比較】安いパーソナルジムのおすすめ人気ランキング【2025年】
- (*8) フィットパーソナルズ by チキンジム – パーソナルジムの料金はいくら?総額・月額の平均相場を現役トレーナーが算出!
- (*9) ASPI(アスピ) – パーソナルジムの月額料金はいくら?目安や料金をおさえてジムに通う方法を紹介
- (*10) https://fitpalette.lotte.co.jp/post/SS25
- この記事の監修者
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蓮川 幹也
大手フィットネスジムでパーソナルトレーナーとしてのキャリアをスタート。 その後、パーソナルトレーニング専門の大手ジムに転職し、これまで 1000人以上のユーザーのトレーナーを担当する。 得意分野はダイエット、ボディメイク、重量トレーニング等。 保有資格:NESTA-PFT(パーソナルフィットネストレーナー)、NESTA-SFT(シニアフィットネストレーナー)
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