ダイエットの有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の正しい方法
ダイエットの有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の正しい方法

ダイエットの有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の正しい方法

公開日:2024.05.31 / 更新日:2024.05.31
ダイエットの有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)の正しい方法

有酸素運動と無酸素運動のそれぞれの特徴正しい組み合わせ、そして効果を最大限に引き出す方法とは?

運動初心者でも始めやすい、痩せるための科学的アプローチをご紹介します。

有酸素運動とは

有酸素運動とは

有酸素運動とは、酸素を利用して体内の脂肪や糖をエネルギーに変える運動のことです。

具体的には、ジョギングやサイクリング、スイミングなどがあります。ストレス解消や気持ちの良いリラックス感を得られることも、多くの人が有酸素運動を選ぶ理由のひとつでしょう。

内容を具体的にお話ししていきます。

ダイエットの効果

ダイエットにおける有酸素運動の効果はとても高いと言えます。継続的に体を動かすことにより、脂肪をエネルギーとして消費し、体重が減らすことができます。

それだけでなく、基礎代謝があがることで太りにくい身体をつくることにもなります。

有酸素運動は長い時間をかけてゆっくりと運動をするため、運動初心者の方や体力に自信のない方でも始めやすく、怪我のリスクも比較的低いのも魅力でしょう。

しかし、効果を実感するにはある程度の時間と頻度が必要になります。毎日続けることが難しい場合は、週に数回、一回に30分から1時間程度を目安に取り組むと良いです。

有酸素運動の種類

有酸素運動には様々な種類があります。代表的なのはウォーキングやジョギングでしょう。これらは特別な器具や設備を必要としませんので、誰でも気軽に始めることができます。

サイクリングや水泳は、腰への負担が少ないため、関節に問題を持っている人でも行いやすいです。

また、エアロビクスやダンスなど、音楽に合わせて楽しみながら行えるものも人気です。息を切らせることなく、楽しめる運動を選ぶことが、ずっと続ける秘訣と言えるでしょう。

効果を高めるインターバルウォーキング

ダイエット効果を高めたいならば、「インターバルウォーキング」がおすすめです。

これは、速足で歩くのと普通に歩くのを交互に繰り返す運動方法で、心臓に適度な負荷をかけながら運動することで脂肪燃焼を効率よく行えるのもになります。

たとえば、速足で3分歩いたあと、1分間通常の歩速で休憩をはさむ、というサイクルで運動します。このサイクルを30分間続けることで効果が表れやすいとされています。

無酸素運動とは

無酸素運動とは

無酸素運動とは、酸素をほとんど使わずに行い、短時間で強い力を発揮する運動のことです。

たとえば、筋トレや短距離走、相撲などが代表的な無酸素運動でしょう。

ダイエットの効果

無酸素運動は筋肉を増やし、基礎代謝を上げる効果があります。

これにより、日常生活での消費カロリーが増えダイエットにもつながります。また、体を引き締める効果も期待できますから、ダイエットだけでなく、ボディメイクにも非常に役立つ運動なのです。

運動後も筋肉が回復する過程で脂肪燃焼が起こりますので、ダイエット効果は長時間にわたり持続します。

無酸素運動の種類

無酸素運動は種類が豊富です。代表的なものとしては、ウェイトリフティングやボディウエイトトレーニング、他にもフィットネスクラブで行われるような様々な種類の筋力トレーニングがあります。

これらはすべて、重い負荷を筋肉にかけることによって筋力を高め、筋肉を肥大化させる効果があります。

また、自宅で簡単にできる腕立て伏せや腹筋、スクワットなども非常に効果的です。

セルフケアの重要性

無酸素運動を行ったときは、筋肉への負担が大きいため、セルフケアが必要になります。

ストレッチやマッサージは、運動前後に筋肉をほぐし、怪我の防止と回復を早めるための重要なケアです。

また、トレーニングの効果を最大限に発揮するためにも、十分な休息やバランスよい栄養摂取も欠かせません。

有酸素運動と無酸素運動でダイエットに向いているのは?

有酸素運動と無酸素運動でダイエットに向いているのは?

ダイエットにおいて、「有酸素運動」と「無酸素運動」は、どちらも重要な役割を果たします。

ダイエット目的であれば、これら二つの運動を組み合わせることが、効果を最大化させることになります。

無酸素運動において、筋肉組織は脂肪組織よりもエネルギーを多く消費するため、筋肉量が増えるほど、基礎代謝が上がり、運動をしてない時のカロリー消費量も増え、ダイエットの効果が高まります。

そして有酸素運動においては、心臓血管系の機能が向上し、スタミナや持久力がアップするため、長い間運動を続けることができるようになって、カロリー消費量が向上することになります。

このように、ダイエットでの運動プランには、無酸素運動と有酸素運動の両方を取り入れることがおすすめなのです。

ダイエットでの有酸素運動と無酸素運動のやり方とコツ

ダイエットでの有酸素運動と無酸素運動のやり方とコツ

ダイエットに効果的な有酸素運動や無酸素運動ですが、そのやり方にはコツがあります。

ここからは、ダイエットへの成功に役立つ正しいやり方とコツを説明していきます。

組み合わせ例

有酸素運動と無酸素運動の効果的な組み合わせは、週に3日ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をして、週に2日は筋力トレーニングをするといったルーティーンです。

または、一日の中で有酸素運動と無酸素運動を組み合わせ、無酸素運動には休息日を設けるようなスケジュールもおすすめです。

例えば、月曜日はウォーキングや軽いジョギングを30分行い、その後スクワットやプッシュアップ、ダンベルローイングなど全身の筋トレを取り入れます。

火曜日は45分間のサイクリングを行い、水曜日には再びウォーキングやジョギングを30分、そしてベンチプレスやダンベルカールなど上半身の筋トレを組み合わせます。

木曜日はダンスエクササイズやズンバを45分行い、金曜日にはウォーキングまたはジョギングを30分行った後、レッグプレスやランジなど下半身の筋トレを行います。

土曜日は30分間の水泳を楽しみ、日曜日は休息日として軽いストレッチでリラックスします。

また、これらを週替わりに組み合わせることで、体が同じ運動に慣れすぎるのを防ぎます。

無理をしない

効果的なダイエットのためには、何より無理をしないことが大切です。筋トレについても、重過ぎるウェイトを使用したり、限界を超えて数をこなそうとしたりするのは逆効果です。

運動の負荷は徐々に高めていくことを心がけ、自分の体の声を聴きながらトレーニングしていくことが重要です。また、ケガを防ぐためにも、正しいフォームで運動を行うことが必要不可欠です。

食後と空腹時の運動は控える

食後すぐや空腹時の運動は、体調を崩す原因となる場合があります。

運動するタイミングは、食事から一定時間が経過した後や、お腹が減っていない状態で行いましょう。

同じ場所ばかりやらない

筋トレにおいて同じ場所ばかり鍛えてしまうと、一部の筋肉だけが発達し、体のバランスが悪くなることがあります。

全身均等に筋肉をつけることで代謝を上げ、ダイエットを効果的にすることができます。

栄養補給のこと

ダイエットは、運動だけでなく栄養面を考ええることも非常に重要です。特に筋トレや有酸素運動を行った後は、筋肉の修復を促したり、エネルギー源となる栄養が必要になります。

タンパク質は筋肉の構築に欠かせませんので、良質なものを選んでしっかっりと摂っておきましょう。

また、ビタミンやミネラルも体の機能を支えるために必要な栄養素です。ダイエット中はカロリー制限することがあると思いますが、無理な食事制限をせず、バランスの良い食事を心がけることが成功への近道となります。

有酸素運動と無酸素運動でモチベーションを維持するコツ

有酸素運動と無酸素運動でモチベーションを維持するコツ

ダイエットを成功させるためには、運動を、ある程度の期間続けることが必要です。

ここからは、モチベーション維持のために、日々のトレーニングが楽しく、かつ効果的になるようなテクニックをご紹介していきます。

目標設定

目標を設定することは、モチベーションの維持に欠かせません。しかし、ただ漠然と「痩せたい」と思うのではなく、SMART原則に基づいた目標設定をしていきましょう。

例えば、ダイエットの目標をSMART原則に基づいて設定すると以下のようになります。

  • 具体的(Specific):3ヶ月で体重を5キログラム減らす
  • 測定可能(Measurable):毎週体重を測定し、進捗を記録する
  • 達成可能(Achievable):毎日30分のウォーキングを行い、摂取カロリーを減らす計画を立てる
  • 関連性(Relevant):健康維持と体力向上のためにダイエットをする
  • 期限付き(Time-bound):3ヶ月以内に目標を達成する

このように小分けにした目標を設定することによって、一つ一つクリアできたときの満足感と達成感を味わう事ができ、次へのステップに向けたモチベーションにつながります。

音楽を聴く

運動をする際に音楽を聴くことも、モチベーション維持に役立ちます。テンポの良い曲や、自分が高揚感を覚えるメロディは、運動時のリズムを作り出し、一種の気分転換にもなります。

また、好きな音楽を聴くことで、運動自体を楽しく行うことができ、ポジティブな気持ちでトレーニングに臨むことができます。トレーニングのプレイリストを作成して、日替わりで音楽を楽しむのも良いでしょう。

トレーナーをつける

トレーナーをつけることで、プロのアドバイスを受けながらトレーニングを行うことができます。自分一人で運動を続けるのが難しい方や、より専門的で効果的なトレーニング方法を学びたい方には特におすすめです。

トレーナーと共に運動を行うことで、正しいフォームでの実践や、自分の体調に合わせたメニュー調整が可能となります。更には、トレーナーによるエンカレッジメント(励まし、やる気を引き出すための行動や言葉)が、モチベーション維持につながることでしょう。

まとめ

ダイエットにおいて、有酸素運動と無酸素運動を理解し、取り入れることは非常に重要です。

今回の記事では、それぞれの運動の特徴から、効率よく脂肪を燃焼させる方法、さらには日々のダイエットを持続するためのコツについて詳しく解説しました。

有酸素運動は持久力を要し、無酸素運動は筋力を鍛えるといった異なる効果があるため、両方をバランス良く組み合わせることがポイントになります。

有酸素運動と無酸素運動をバランスよく行い、栄養補給と休息もしっかり行いながら、無理のない範囲でコツコツと実践することが成功の秘訣と言えるでしょう。

個々の体質やライフスタイルに合わせた適切な運動方法を見つけ、健康なダイエットを目指していきましょう。


この記事の監修者
BASISブログ編集部

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BASISブログ編集部です!パーソナルトレーニングやダイエットに関する最新トレンドやエリア別のおすすめ店舗、プロテインを独自にリサーチし、ブログを通じて皆さんにお届けします。

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